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性行為感染症 梅毒 その2

診断

梅毒の診断は、血液検査をおこないます。梅毒トレポネーマ抗体(TP)および梅毒血清反応STS(RPR)の2種類の検査を行います。感染初期には陰性になることは珍しくありません。RPRには擬陽性の可能性もあり、視診を含めて総合的に診断する必要があります。

治療

経口ペニシリン薬にて治療を行います。ペニシリン服用後、一時的な発熱を伴う梅毒特有の反応が起こることがあります。治療効果判定の為に4週間投与後、再度血液検査を行います。現在、注射製剤が発売されていますが、副作用、痛みを伴うなどの安全性を考えると経口薬の方が優れていると判断し、当院では行っておりません。

2026年05月17日

性行為感染症 梅毒 その1

急増する梅毒

もはや梅毒は過去の病気ではありません。梅毒は性行為により感染します。性器と性器の接触(セックス・膣性交)、性器と肛門の接触(アナルセックス・肛門性交)、性器と咽頭の接触(オーラルセックス・口腔性交)で感染します。また、口唇に感染がある場合はキス等で感染することもあり、乳頭に病変が発生することもあります。

梅毒第1期

性行為による感染から 3~4 週間で、性器に軟骨に似た硬さ(耳たぶの硬いところと同じくらい)のしこりができ(初期硬結)、中心部から崩れてくる(硬性下疳)のが典型的な初期症状です。性器以外にも、咽頭や肛門、唇や乳首にこのような病変が生じることもあります。男性では多くは陰茎、亀頭に病変が生じるため気付くことが多いです。しかし、これらの病変は痛みを伴うことが少ないため、女性性器や咽頭に病変が生じた場合には気づかないことが多いです。また、治療しなくても1ヶ月程度で自然に良くなってしまうため、見逃されてしまう可能性があります。本人に自覚がない場合は、この期間に梅毒は他の人へと広がっていくのです。

梅毒第2期

初期の局所症状が消えてしばらく経過してから(約 3 か月程度)、全身の皮膚にバラ疹と呼ばれるピンク~赤色の発疹が出て、手のひら・足の裏にも真ん中がかさかさと乾いた直径数ミリの暗赤色の発疹が出てきたりします。口の中の粘膜に白っぽい斑紋が見られることもあります。

梅毒3期

無治療で放っておくと、数年〜数十年という長い期間の中で悪化して、いろいろな重い症状をもたらす可能性があります。脳障害による認知症のような症状、脊髄病変による手足の麻痺、心臓や血管の病気、眼の梅毒による失明など、非常に重篤な状態となることがあるのです。

 

2026年05月06日

風しん抗体検査について

大阪市風しん抗体検査委託医療機関として、平成31年4月より無料で風しん抗体検査を行っております。対象者の方は大阪市在住で昭和37年4月2日から昭和54年4月1日に生まれた男性、妊娠を希望する女性、妊娠を希望する女性の配偶者、妊婦の配偶者のいずれかに該当される方です。ご希望の方は医院受付、または電話でお問い合わせください。

2021年08月12日